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コラム

LDKの間取りで人気のレイアウトとは│縦長、おしゃれなど、実例紹介。失敗を避けるポイントも解説

LDKの間取りで人気があるレイアウトには、動線の良さや空間の使いやすさを重視した工夫が詰まっています。

家族が集まる主要な空間だからこそ、設計段階での丁寧な検討は欠かせません。

本記事では、LDKの基本や人気レイアウトの実例、失敗を防ぐポイントや注意点まで詳しく解説します。

LDKとは。基本の意味と用語を解説

LDKとは?基本の意味と用語を解説

LDKとは「Living(リビング)」「Dining(ダイニング)」「Kitchen(キッチン)」の頭文字を合わせた略称で、これら3つの空間が一体となった間取りを指します。

日本の住宅では、居住空間の広さや使い方を表す基本的な用語として次のように広く使われています。

  • 1LDK:寝室1部屋+LDK
  • 2LDK:寝室2部屋+LDK
  • 3LDK:寝室3部屋+LDK

なお、LDKは必ず一体である必要はなく、L+DKやLD+Kなど、間取りが離れているケースもあります。

〈関連ページ〉リビングとダイニングが別空間の間取りの実例紹介│一体の間取りとの違いも注文住宅の実例つきで解説

LDKの間取り、実例紹介3選

注文住宅で間取りを検討する際は、最も過ごす時間が長くなるLDKについて深く検討することが一般的です。

検討の際は、実際に建てられた間取りを参考にすると便利ですので、LDKの間取りの実例を確認しましょう。

LDKの間取り事例(1)縦長につながるLDK

LDKの間取り事例(1)縦長につながるLDK

1つ目の間取りの事例は、LDKが縦方向に連なった空間構成の住まいです。

事例のように和室までつなげることで、視線が遠くに抜けて実際以上の広さを感じられます。

キッチンを中心に間取りが展開していますので、調理中もご家族との対話を楽しめる間取りといえます。

LDKの間取り事例(2)横長につながるLDK

LDKの間取り事例(2)横長につながるLDK

2つ目に紹介する事例は、東西に横方向へ広がる間取りです。

南北方向に距離が短いことから、南面の窓からLDKの奥まで日光を届けられる点がメリットです。

また、本事例はキッチンの裏側に水回りやクローゼットを配置、家事動線にも優れた間取りといえます。

LDKの間取り事例(3)平屋に設けられたLDK

LDKの間取り事例(3)平屋に設けられたLDK

3つ目に紹介するのは、平屋に設けられたLDKの事例です。

平屋はワンフロアで過ごせることから、LDKから子供部屋や寝室に直通できる動きやすさが特徴的です。

あいだにクローゼットやユーティリティ、物入れなどが豊富にあり、LDKまわりの整頓をしやすい点も確認しましょう。

〈関連ページ〉石川県で平屋が選ばれる理由を解説│注意点やデメリット、費用相場や補助金の例までご紹介

紹介した間取りのほかにも、弊社ではLDKの間取りの事例は豊富にございます。

石川県での注文住宅をご検討中の方は、『デザインと高性能 細心設計のフジタ』まで、お気軽にご相談ください。

※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。

失敗しないLDKの間取り、考え方とポイントを実例付き紹介

LDKは家族が最も多くの時間を過ごす場所です。

快適で機能的な空間にするには、動線やレイアウト、収納など多角的な視点が欠かせません。

間取りの失敗を防ぐための考え方やポイントを事例とともにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

  • 動線を意識した間取りづくりを意識する
  • リビング、ダイニング、キッチンの関係性を意識する
  • テレビの位置を中心に間取り配置を決める
  • 吹き抜けや勾配天井で縦方向の広がりを意識する
  • 小上がり和室や畳コーナーなど「居場所」を作る
  • 採光、通風にも配慮して住環境を高める
  • 適切に収納を確保して生活感を隠す
  • 家具や設備、照明の配置を計画する

動線を意識した間取りづくりを意識する

動線を意識した間取りづくりを意識する

料理や洗濯、片付けなど家事の動線を短くすることが、快適なLDK設計の基本です。

たとえばキッチンと洗面、パントリーが回遊できる動線になっていれば、各種動作をしやすく作業効率は向上します。

事例のように、リビングやダイニングから収納へのアクセスも短くすると快適さが向上します。

〈関連ページ〉【家づくりの基本】注文住宅をプランする際にチェックしておきたい動線計画

リビング、ダイニング、キッチンの関係性を意識する

リビング、ダイニング、キッチンの関係性を意識する

LDKの3要素は、それぞれの役割を保ちつつ、適度に連携させることが重要です。

キッチンからダイニング・リビングが見渡せる配置にすることで、調理中でも家族の様子を確認できるなど、家族間のコミュニケーションも促進されます。

ダイニングとリビングの距離や家具の配置を調節することで、心地よい距離感を演出することも可能です。

テレビの位置を中心に間取り配置を決める

テレビの位置を中心に間取り配置を決める

テレビはリビングの中心的存在になることが多く、家具や動線の配置に大きく影響します

ソファとの距離や視線の角度、日差しによる反射を考慮し、設置位置を事前に決めておくことが重要です。

通路の動線と重ならないようにすることで、日常動作を妨げることがなくなり動きやすい空間になります。

〈関連ページ〉壁掛けテレビ周りの造作アイデア〜和モダンやスタイリッシュな空間のつくり方〜

吹き抜けや勾配天井で縦方向の広がりを意識する

吹き抜けや勾配天井で縦方向の広がりを意識する

限られた床面積でも、吹き抜けや勾配天井を取り入れることで縦方向に開放感が生まれます

特にLDKがコンパクトな住宅では、圧迫感を軽減し、明るさや通風性を確保することも可能です。

たとえばリビング上部に吹き抜けを設けると、二階の窓からも採光を確保でき、自然光での暮らしを楽しむことができます。

〈関連ページ〉注文住宅は吹抜けで開放的に!フジタの事例と後悔しないポイント解説

小上がり和室や畳コーナーなど「居場所」を作る

小上がり和室や畳コーナーなど「居場所」を作る

LDKの一角に小上がりや畳スペースを設けることで、多目的に使える“居場所”が生まれます

お子様の遊び場や来客時の応接、昼寝スペースやテレワークなど、家族のライフスタイルに合わせて活用できます。

段差を活かして収納を設ける例もあり、省スペースでも高機能な設計が可能です。

採光、通風にも配慮して住環境を高める

採光、通風にも配慮して住環境を高める

南向きの窓配置や高窓・スリット窓の活用により、LDK全体に自然光を取り入れることができます。

また、風通しのよい配置を意識すれば、エアコンに頼りすぎない快適な空間を実現可能です。

たとえば対角線上に開口部を設けることで空気の流れが生まれ、湿気やにおいを排出することもできます。

適切に収納を確保して生活感を隠す

適切に収納を確保して生活感を隠す

LDKは常に家族が集まる場所だからこそ、収納計画が重要です。

キッチン背面のパントリーやリビングの壁面収納を活用すれば、散らかりやすい小物類をすっきりと整理できます。

視界に入りにくい場所に収納を集約することで、生活感を抑えたスタイリッシュな空間づくりが可能です。

〈関連ページ〉収納空間は「存在感を消しながら適材適所」に【住まいの実例付き】

家具や設備、照明の配置を計画する

家具や設備、照明の配置を計画する

家具のサイズや配置は、図面段階から検討しておくと失敗を防げます。

たとえばダイニングテーブルと通路の間隔が狭いと、日常の動作にストレスがかかります。

また、照明計画も重要で、リビング・ダイニング・キッチンそれぞれに適した照明を配置すれば、おしゃれさに加えて適度な照度を確保でき機能性を高めることも可能です。

このように、設計の段階で十分に検討することで、LDKの間取りについての後悔を避け、満足できる暮らしを実現できます。

石川県で紹介したおしゃれなLDKのある空間をご希望の方は、『デザインと高性能 細心設計のフジタ』まで、お気軽にご相談ください。

※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。

LDKの間取り検討での注意点とは

LDKの間取りを考える際は、動線や広さだけでなく、家具配置や空調効率、外部からの視線など、細かな要素にも注意が必要です。

暮らし始めてからの「使いにくさ」を避けるため、事前の配慮が欠かせません。

狭小地や縦長(横長)の敷地では空調効率に注意

狭小地や縦長(横長)の敷地では空調効率に注意

縦長や横長のLDKは見た目に開放感がある反面、空気の循環が偏りやすく、冷暖房の効率が落ちることがあります。

特に窓の配置や天井の高さ、エアコンの設置場所によって体感温度が大きく変わるため、計画段階から空調の流れを意識した設計が求められます

また、断熱や気密に配慮して、住まいの基本的な性能を確保することも重要です。

GX志向(高性能住宅)が標準、フジタの住まい

家具は置き場所に加えてサイズや開き勝手も想定

家具は置き場所に加えてサイズや開き勝手も想定

ソファやテーブルなどの大型家具は、間取りにフィットするかだけでなく、引き出しの開閉や人の通り道に干渉しないかを検討する必要があります。

たとえば収納扉や冷蔵庫のドアが家具や動線と干渉すると、日々の使い勝手に影響します。

家具のサイズも具体的に想定しながら、配置と通路のバランスを計画しましょう。

外からの視線も考慮して間取りを検討

外からの視線も考慮して間取りを検討

リビングやダイニングの大きな窓は採光や開放感をもたらす一方で、隣家や道路からの視線が気になる原因にもなります。

外からの目線を遮るためには、窓の高さや位置、植栽や目隠しフェンスの併用が効果的です。

プライバシーと明るさを両立させるために、中庭に向けて大開口を設けることもおすすめです。

〈関連ページ〉カーテンレスな暮らしも叶う。中庭がもたらす住まいへのメリット3つ

まとめ|暮らしやすいLDKの住まいは「フジタ」で実現

まとめ|暮らしやすいLDKの住まいは「フジタ」で実現

LDKの間取りは、家族の暮らしやすさや空間の快適性を大きく左右します。

縦長レイアウトやゾーニングの工夫、収納計画や空調効率まで、設計段階で細かく検討することで、後悔のない住まいづくりが可能になります。

紹介した住まいづくりをするためには、暮らしに寄り添ったLDKのプラン提案ができる、十分な設計力を持った会社に依頼することが重要です。

豊富な実績と確かな技術で快適で、機能的な住まいを実現したい方は、『デザインと高性能 細心設計のフジタ』へぜひ一度ご相談ください。

※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。

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