今現在ご家族4名様(ご夫婦+お子様2人)の暮らしの舞台となる平屋住宅を計画。ご主人の実家に隣接する敷地に建てるため、プライバシーを考慮しながらも家族が気配を感じ合える距離感を実現しています。
外観はすっきりとしたボックス型に大屋根と玄関部の大判タイル、軒を深くすることで圧倒的な重厚感を演出。
リビングからテラスへ続く天井には杉羽目板を採用。室内と軒裏の木目が連なり、視覚的な広がりと自然素材のやわらかな質感を演出しています。テラスを囲むような大きな屋根は雨の多い北陸でも気にせず、家族との時間を楽しむことができます。掃き出し窓を開放し子どもたちが屋外へ走り出せる一体感がうまれました。
インテリアのポイントはTVボード背面に張り込んだグレーの大判タイル。造作家具と組み合わせる事で、上品なコントラストが生まれ、リビング全体を落ち着いたトーンでまとめています。
快適性に関しても断熱はZEH水準住宅をクリアし、第一種熱交換型換気の採用により、夏は涼しく冬は暖かい安定した室内環境を実現。
また石川県での昨今の地震において、安心した暮らしのため 耐震等級3(設計性能評価)を取得。
子どもたちの成長に寄り添い、家族で愉しむ贅沢な平屋の住まいが誕生しました。