Column住まいづくりのガイドブック

老後に備えた家づくりで考えるべきことは?注文住宅プランニングのコツ

2023.12.21住宅コラム

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
年末年始やお盆などのタイミングで家族が集まると、老後の住まいについて家族で話し合うこともありますよね。マイホームは長く暮らし続ける場所だからこそ、老後のことも見据えた住まいの形を考えておきたいところです。注文住宅の家づくりで考えておきたいポイントを解説します。

▶️老後の住まいを考えるなら理想は平屋

年齢を重ねて、若い頃のように身体を動かせなくなったときのことを考えるなら、理想のマイホームは平屋です。階段の上り下りをしなくても生活でき、万が一車椅子生活になった際にも、ワンフロアで生活できるという安心感があります。

とはいえ、土地の広さなどの敷地条件から、「子ども部屋を作るとなると、どうしても平屋では部屋数が確保できない」というケースもあるでしょう。

こうした場合には、老後の暮らしを1階部分で完結できるように間取りを考えてみるのがおすすめ。
2階は収納や子ども部屋などだけを配置。夫婦の主寝室は1階に作るといいでしょう。
また、年齢を重ねると夜「トイレに行きたい」と目を覚ますことも増えてきます。寝室の近くにトイレがある間取りも暮らしやすさという点で、検討してみたいプランです。

▶️安全を考えた水回り計画や暖房計画も重要

石川県をはじめとした北陸地方は、冬の寒さが厳しい地域。
そのため、冬にリビングなどの暖かい部屋とトイレやお風呂の寒い部屋の温度差で引き起こされるヒートショックのリスクが高まりやすい地域です。

ヒートショックは、気温の急な変化が原因で血圧が乱高下して脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすきっかけになってしまう怖い現象です。
ヒートショックを避けるためには、家の中の温度差をできるだけ減らすこと。

例えば床暖房を入れるならLDKだけでなく洗面コーナーや脱衣室・トイレにも入れれば、温度差が少なくなります。
実際に、床暖房を入れる面積を洗面コーナーや脱衣室に広げることでかかる費用は数万円。床暖房を入れるなら、水回りにも入れておいたほうが安心です。

さらに、浴室の扉も、浴室内で倒れてしまったときに外から開けられるよう、引き戸にしておくなどの対策をしておくと老後も安心です。

フジタでは、長い目で見て暮らしやすい住まいの形を専属設計士がお打ち合わせ段階から同席してご提案しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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