Column住まいづくりのガイドブック

収納空間は「存在感を消しながら適材適所」に【住まいの実例付き】

2023.12.7住宅コラム

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
最近はホテルライクや和モダンなど、非日常感を感じさせる住まいのデザインが人気です。「生活感をできるだけ出したくない」というご要望をお話しくださるお客さまが、フジタにもたくさんいらっしゃいます。
とは言え、住まいは生活の場。毎日暮らす中で、生活感というのはどうしても出てしまいます。程よく生活感を消しながら、素敵な住空間を保つためには一体どうしたらいいのでしょうか?
今回は収納設計にフォーカスを当ててお話しいたします。

▶️生活感を程よく隠す収納計画のポイント

できるだけ生活感を感じさせない空間を作るためには、使いやすい収納計画が欠かせません。
「とりあえず収納を多く」と棚を作ったとしても、生活動線から大きく外れた場所にあったり、モノを入れたり出したりしにくい収納では、結局使わない場所に。

「収納スペースはたくさんあるはずなのに、リビングにモノが溢れている……」ということになりかねません。

そこで収納計画を立てる上では次の2つのポイントを意識してみるといいでしょう。

<収納計画のポイント>
・適材適所かどうかを見極める
・存在感を消すべき場所は一手間かける

2つ目の「存在感を消す」設計は、家づくりのプロであるフジタにお任せいただくとして、ぜひ家を建てる際には「ここにある収納は、果たして使いやすいかどうか」を考えてみてください。

適材適所かどうかを見極めるためには、間取りを見ながら生活シーンをイメージ。

・帰宅して、コートを脱いで、鞄を片付けるまで
・リビングで勉強や仕事をして、ダイニングで食事、そして寝るまで

いろいろな時間帯、シーンをイメージしてみると、

「ここに収納棚があると便利だな」
「コートをしまう場所に行くまでにこんなに距離があると、面倒くさくて使わないかも」

など、発見があるはずです。

▶️【実例集】LDKの生活感を隠す収納いろいろ

例えばリビングの壁の一部に収納棚を作るなら、扉を閉じればアクセントウォールのようにも見えるよう、取手部分のない収納扉にするのもいいでしょう。
上のお住まいは、ソファ背面にある壁に造作の壁面収納を配置。上下の棚の間に間接照明を入れた飾り棚スペースを設け、まるでギャラリーのような景色をお作りしています。

また、リビングの壁面収納は扉の高さも大切なポイントです。
上の写真を見ていただくと、壁紙の色と合わせた白い扉のリビング収納は、収納扉が天井のラインまで高いことがわかります。
こうすることで、扉の存在感が和らぎ、まるで壁の一部のように感じられるというわけです。

フジタでは、収納計画も専属設計士が丁寧にプラン。
配置や大きさ、扉のデザインなども細かく考え、ご提案させていただいています。
ぜひ、事例なども参考にしながら、非日常感を楽しめる住まいづくりを始めてみましょう。

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