家族がくつろぐリビングで、「プライバシーを守るために、目隠しのアイデアを知りたい」このように思う方は多いものです。
そこで本記事では、金沢市など石川県で注文住宅を建てる方に向けて、外構や室内の間取りなどを利用した目隠しのアイデアをご紹介します。
地域の施工事例も交えながら解説しますので、快適性とデザインを両立させたい方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
リビングの目隠しは「場所」と「目的」で選ぶ

はじめに、リビングの目隠しアイデアを考える際に、大切な考え方をお伝えします。
- 場所:外からの視線、室内からの視線 など
- 目的:プライバシー、防犯、デザイン など
このように、どこからの視線を目隠ししたいのか、またその目的は何なのか、整理することで具体的かつ効果的な目隠しを実行できます。
場所と目的を明確にする際にも、設計士など専門家の目線は重要です。
石川県で視線を遮る、プライバシー性の高いお住まいをお考えの方は、『デザインと高性能 細心設計のフジタ』まで、お気軽にご相談ください。
※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。
外からの視線を遮る目隠しアイデア
具体的に、リビングを守る目隠しアイデアについて、石川県の事例とともにご紹介します。
まずは、外部からの視線を遮る目隠しのアイデアです。
(1)フェンス、ルーバー、面格子で視線をブロック

フェンスやルーバー、面格子を使えば、隣家や道路からの視線を効果的に遮れます。
高さや角度を調整することで採光と通風も確保でき、外観デザインにも統一感を持たせられます。
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(2)サンシェード、テラス屋根で上からの視線をカット

サンシェードやテラス屋根、深い軒といった設備や仕様は、上階や通りからの視線をカットしながら、日差しをやわらげる役割も果たします。
季節ごとの日射を調整できるため、省エネにも効果を発揮します。
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(3)植栽、生垣、プランターで自然に目隠しする

生垣、プランターなど植栽を利用すれば、自然に調和したやわらかな目隠しが可能です。
四季の変化を楽しみながら、外観に温かみと奥行きもプラスできます。
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(4)ブラインド、すりガラスで採光と遮蔽を両立

ブラインドやすりガラスは、光を取り入れつつ視線を遮ることができます。
デザイン性と快適性を両立でき、スタイリッシュな外観づくりがお好みの方にもおすすめです。
室内からの視線を遮る目隠しアイデア
続いて、室内からの視線を遮る目隠しアイデアをお伝えします。
気を緩める際は家族からの視線すら気になることもあり、また突然の来客時にも効果があります。
(5)レースカーテン、ブラインド、ロールスクリーンの使い分け

レースカーテンはやわらかく光を通し日中の視線を防ぐのに最適、ブラインドは角度調整で採光を自在にコントロールでき、ロールスクリーンはすっきりした印象を与えます。
こうした視線を遮るアイテムを適材適所に利用することが重要です。
(6)プリーツスクリーンや障子で“柔らかく隠す”演出

プリーツスクリーンや障子は、光をやさしく拡散しながら視線を遮ります。
素材や色を選ぶことで、和モダンからナチュラルまで多彩な雰囲気を演出できます。
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(7)家具やパーテーションで空間を緩やかに仕切る

存在感のある家具やパーテーションを活用すれば、空間を緩やかに仕切れます。
完全に閉じずに視線をほどよく遮ることで、開放感と落ち着きを両立できます。
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(8)窓ガラスフィルムの種類と効果を把握

窓ガラス用のフィルムは、貼るだけで外からの視線をカットできる手軽な方法です。
カラータイプやデザインフィルム、外からの視線を反射し中からは外の景色を楽しめるハーフミラーなど種類も豊富で、断熱効果がある製品も販売されています。
気になる箇所に部分的に貼り付ける、植栽が成長するまで一時的に貼り付ける、といった使い方も可能です。
間取りや設計で目隠しを叶えるアイデア
新築やリフォームの際は、間取りの変更など、より効果的な目隠しを試みることも可能です。
(9)中庭、ロの字、コの字で外部からの視線を遮る

中庭やロの字、コの字型の間取りは、オープンスペースを建物で囲うようにして外部からの視線を遮ります。
開放感を保ちながらも、家族だけのプライベート空間を確保できます。
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(10)高窓、地窓、横長窓で採光とプライバシーを確保

高窓、地窓、横長窓を採用すれば、外からの視線を避けつつ自然光を取り込めます。
採光とプライバシーを両立でき、明るく快適なリビングを演出可能です。
(11)オープンキッチンの腰壁、可動間仕切り、引き戸の利用

オープンキッチンでは、腰壁や可動間仕切り、引き戸などで視線をゆるやかに調整します。
乱雑になりがちな手元を隠して生活感を抑え、空間をすっきり見せる効果もあります。
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(12)2階リビングという選択肢で視線の角度をコントロール

2階リビングは、道路や隣家からの視線が届きにくく、採光や眺望にも優れます。
都市部の住宅密集地でもプライバシーを守りながら開放的に暮らすことが可能となります。
リビングの目隠しは、プライバシーを守るだけでなく、デザイン性や快適性を高める重要なポイントです。
『デザインと高性能 細心設計のフジタ』では、金沢市を中心に、外構から間取り設計までトータルで考えた「見せる×隠す」バランスの取れた住まいづくりを提案しています。
石川県で快適で上質な注文住宅をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。
リビングの目隠しで気をつけるべきポイント解説
快適でデザイン性の高いリビングをつくるには、ただ隠すだけでなく「採光」「通風」「安全性」「コスト」といった、住環境を整える要素とのバランスも大切です。
記事の終わりに、設計時に注意したい5つのポイントを紹介します。
採光、通風を損なわない“抜け”の設計バランス

目隠しを重視しすぎると、部屋が暗く閉鎖的になるケースがあります。
ルーバーや格子、吹抜け窓などを組み合わせ、光と風を通す“抜け”を意識した設計が理想的です。
防犯性とデザイン性を両立させる素材選び

視線を遮りながら防犯性を高めるには、耐久性と意匠性を兼ね備えた素材が効果的です。
アルミや木調のルーバー、強固な石材など、外観デザインとの調和を意識して、見た目だけでなく、強度や防犯への配慮も検討しましょう。
火気、幼児、ペットへの安全面にも配慮する

目隠しとして観葉植物やパーテーションを置く際は、火元や暖房との距離を保ち、転倒防止策を取ることが重要です。
小さなお子さまやペットがいるご家庭では、角のないデザインや安全素材を採用し、触れてもケガをしにくい環境を整えるなど、安全性を高める工夫も必要です。
夜間の透け対策(照明、カーテン、間取りの工夫)

夜は照明の影響で外から室内が見えやすくなりますので、遮光カーテンやミラーフィルム、間接照明を活用して光の抜け方をコントロールしましょう。
特に大開口の窓では、リビングに抜ける場所に対してカーテンの二重掛けや高窓、地窓の利用も有効です。
コストとメンテナンス性からも検討する

外付けブラインドや電動ルーバーは高機能ですが、初期費用やメンテナンスコストへの配慮も必要です。
掃除のしやすさ、また耐用年数も含めて検討しシンプルな外観を意識、長期的なコストバランスを確認しましょう。
まとめ│石川県の快適なリビングは「フジタ」にお任せ

リビングの目隠しは、外からの視線だけでなく、室内での過ごしやすさやデザイン性にも関わります。
採光、通風、安全性を損なわず、ご家族が心からくつろげる空間を実現するには、設計段階での工夫が欠かせません。
『デザインと高性能 細心設計のフジタ』では、金沢市をはじめ石川県全域で、目隠しと快適性を両立させた注文住宅を数多く手がけています。
中庭やルーバーを取り入れたプライバシー重視のプラン、高窓を活かした明るいリビングなど、地域の気候と暮らしに合わせた提案が可能です。
リビングでの快適な時間を叶えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
※建築予定地が施工エリア内(石川)の方のみ対応させていただきます。



