Column住まいづくりのガイドブック

住まいに関する素材の話〜石川は外壁材も施工の仕方が重要です〜

2024.02.13住宅コラム

寒さが厳しいこの季節。雪や朝晩の冷え込みによる霜などから住まいを守るための工夫は、家づくりをする上で欠かせないものです。今日はその一つ、「外壁材の張り方」についてお話ししてみましょう。
白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタでは、地域の気候に合った施工方法を選んでいます。

▶️和モダンスタイルとも相性のいい外壁材は?

和モダンスタイルの住まいも多く手がけているフジタでは、外壁に無塗装板を縦張りし、リシンで仕上げることがよくあります。

リシンはモルタル外壁を仕上げるための表面化粧材。近くで見るとざらざらとした仕上がりで、マットな質感なのでとても落ち着いた高級感ある景色を作れます。

また、最近では金属の鋼板サイディングと呼ばれる外壁材もアクセントとして組み合わせる方が増えています。
かつては瓦屋根が多かった北陸地域。最近は屋根を瓦ではなくガルバリウム鋼板などで仕上げてスタイリッシュにする家も多く目にするようになり、統一感を出すために鋼板サイディングを用いるケースもあります。異なる素材を組み合わせることで、住まいにも奥行きある風景が生まれます。

▶️外壁材の張り方は「縦張り」を基本にしている理由

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外壁を施工する際には外壁材の向きを横に張っていくのではなく、縦に張っていく「縦張り」をフジタではメインにしています。

その理由は、寒い冬に外壁材の間に水が溜まり凍ることで、外壁材が破損してしまう「凍害」を防ぐため。

20年ほど前は外壁材を横張り仕上げするのが流行っていましたが、凍害で外壁が損傷してしまい張り直したケースも少なくないそうです。もちろん、暖かい地域であれば横張仕上げもスタイリッシュで素敵ですが、住まいは長く安心して住み続けられることが基本。

だからこそ、フジタでは北陸の寒い気候に合った家づくりを続けています。


令和6年能登半島地震により被害をうけられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復興、そして被災者の皆様が安心して暮らせる日々を取り戻せるよう、
フジタでは、被災地復興に向けた取り組みに関しましてもできる限り
貢献してまいります。


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