Column住まいづくりのガイドブック

【金沢市・住宅補助金】金沢への移住・新築で使える住宅補助金2023年度

2022.08.27住宅コラム
金沢への移住・新築で使える住宅補助金
出典:金沢旅物語

今回は石川県、特にその中でも人気の高い金沢市で新築した時に使える、金沢ならではの住宅補助金をわかりやすく紹介していきます。


住宅に関わる補助金はたくさんありますが、特に対象になる方が多く、額が多いメインの補助金を解説します。


金沢へUターン、Iターン(金沢市以外から金沢市へ移住)、もしくは金沢市内でも市の中心部へ住み替えを考えている方は必読です。


それでは、まず今回の補助金の要点をお伝えします。

・金沢市外から金沢市への移住、もしくは金沢市内から市内中心部への移住(新築)が対象

・最大で200万円 / 戸!かなりオトクな補助金

・金沢市の中心部に移住・新築すること以外にも、住宅の仕様も条件がある

・ご自身が対象になるか、もしくは対象になる土地も含めて、トータルの相談をフジタでは承っています

・ZEHや認定低炭素住宅など、国(経産省や国交省など)の補助金とは併用可能

1. わがまち金沢住宅取得奨励金(金沢市内→金沢中心部へ移住)

わがまち金沢住宅取得奨励金転居のイメージ
出典:金沢・住まいのススメ
補助金条件

この補助金は、金沢市の中心に新築すると最大200万円がもらえる制度です。


金沢市内では、よりよい街づくりのため、市内を3つの区分「まちなか」・「居住誘導区域(公共交通重要路線沿い)」・「それ以外」にわけ、中心部もしくは居住誘導区域への移住を推進しています。


端的に言えば、金沢市は郊外から中心部へ移住・新築される方に補助金を出して、新しいコンパクトな街づくりを推進しているわけです。


そのため本制度は、金沢市内にお住いの方が対象ですが、既に中心区域にお住まいの方は、親子世帯で同居もしくは近居などの条件を満たさない限り、対象外となります。


また、対象となる場所の詳細や、補助金の計算方法などの条件がありますので、金沢市内にお住まいの方は3の章へお進みください。

2. ようこそ金沢住宅取得奨励金(金沢市以外→金沢市へ移住)

ようこそ金沢住宅取得奨励金

つづいての補助金は、金沢市外から金沢市内へ移住されてくる方を対象として、最大で200万円が出る制度の紹介です。

ようこそ金沢住宅取得奨励金の対象者

まず「移住の条件」があり、上記の対象者となる3つの項目全てに該当するかどうか、を確認しましょう。


また、対象となる地域や補助金の計算方法などは、金沢市内から中心部へ移住する方が対象の「わがまち金沢住宅取得奨励金」と同様になりますので、つづけて読み進めてください。

3. わがまち金沢住宅取得奨励金・ようこそ金沢住宅取得奨励金の各種条件

わがまち金沢住宅取得奨励金・ようこそ金沢住宅取得奨励金に共通する、主な条件3つを確認していきましょう。

3-1. 「まちなか」「居住誘導区域」対象エリア

まずは補助金の対象となるエリアはこちらです。

補助金の対象となるエリア
出典:金沢・住まいのススメ

赤色のエリアが「まちなか」、緑色のエリアが「居住誘導区域(公共交通重要路線沿い)」となっています。


細かい住所での適用可否は、フジタまでお尋ねください。

3-2. 補助金の計算方法

補助金の算出方法は、「率」が設定されています。

補助金の計算方法

出典:金沢・住まいのススメ

記載の率は、下記のいずれか低額な方に乗じた額になります。

・住宅の新築又は購入にかかる借入金額

・住宅の工事請負額又は購入額(土地等の取得費除く)


このため、住宅ローンの借入金額もしくは、土地を含まない建物の購入額が2,000万円以上であれば、満額もらえることになります。


45歳未満であれば加算もありますので、子育て世代にはうれしい補助金となっています。

3-3. 対象となる住宅仕様の条件

対象となる住宅には、床面積の大きさや屋根の仕様などに条件があります。

エリア別の補助金条件
出典:金沢・住まいのススメ

屋根が瓦を使うことであったり、伝統的な意匠を採用することとあり、和モダンが得意なフジタでは住宅性能と共にクリアすることは問題なく可能です。

モデルハウス
出典:野々市高橋町モデル

また、長期優良住宅で求められる高齢者への配慮がされた仕様(手すりがある など)や、品確法による住宅性能評価書の交付が必要となりますが、こちらも仕様に準拠したように設計いたしますので、特にみなさん側で用意するようなことはありません。


フジタでは金沢市外・石川県外からも相談を受けることもあり、石川県・金沢市へ移住される方も土地探しから、このような補助金提出までフォローさせていただきます。

4. 金沢市で使える他の住宅補助金

金沢市は中心部への移住推進以外でも、以下のような補助金があります。

・「金沢産の木材使用」
・「空き家購入+リノベーション」
・「太陽光や蓄電池の設置」

4-1. 木のある暮らしづくり奨励事業

木のある暮らしづくり奨励事業

金沢産の木材を使用した木造住宅の建築・購入や、木製の塀を設置をした方に対して補助金が出ます。

木のある暮らしづくり奨励事業詳細

3-2. 「かなざわ空き家活用バンク」掲載物件 内部リフォーム費補助

かなざわ空き家活用バンク
出典:かなざわ定住推進ネットワーク

かなざわ空き家活用バンク掲載物件を購入し、自己居住用にリフォームする場合に補助金が出ます。


金沢市への移住者、もしくは金沢市民向けになっています。

リフォーム補助金の条件

3-3. 創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助金

創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助金

電気代も高くなっている昨今、太陽光発電を検討される方もいらっしゃいます。


太陽光発電システムなどを検討されている方には、下記のような補助金があります。

太陽光発電の補助金など

4.まとめ

石川県では、住宅建築に対しての補助金以外にも、石川県内へ移住・Uターンして、石川県内で仕事される方に対して「いしかわ移住支援事業」という形で補助金があります。


移住支援金対象の法人に就業された方などに移住支援金を支給するもので、移住に対して非常に手厚い補助金があります。


これは他県に比べても、住宅や移住に対して手厚い政策を打っており、金沢にゆかりのある方、もしくは北陸新幹線ができたことを機に金沢に住んでみようかな?という方にとってのチャンスでもあります。


また、国で扱う住宅補助金(ZEHやこどもみらい住宅支援事業など)と、金沢市で扱う補助金は併用可能です。(1回の工事で金沢市の補助金同士の併用は不可)


フジタでは、対象になるかならないか、対象になるための土地探し、上記のような補助金を活用した家づくりのお手伝いもしていますので、金沢市内の新築はフジタまでお気軽にご相談ください。


なお、金沢市外の地区についても、同様に補助金をまとめていますので、他の地域も気になる方はぜひご覧ください。

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